SCROLL

アイキャッチ

在来木造 フルリノベーション

取手 K邸 リノベーション

所在地

設計・工事

茨城県取手市

2010.04~2010.07/2010.08~2010.12

敷地面積 133 ㎡
建築面積   ㎡
延床面積   ㎡
構造、規模 木構造(在来木造)
用途 住宅
計画概要

築30年の一般在来木造住宅のフルリノベーションの計画である。
当住宅はかつて東京のベッドタウンとして郊外に一体開発された大量生産的に建設された住宅街のなかの一つの木造家屋であった。
もともと、親世帯+子2人の核家族世帯であり、1階にL+DK+和室、2階に2BR+和室+納戸という構成であったが子供も世帯を構え、親世帯とは同居しなくなり、夫婦2人だけの生活となった。

そこで以前の部屋数と間取が必要ではなくなったので、「2人だけの生活にフィットしたもっと大らかな生活の器」へとシフトする必要があると感じていた。
なるべく間仕切壁を取り払い、オープンな一体空間を目指し、かつオープンではあるが一定のプライバシーが保たれる、そんなパブリックとプライベートがバランスよく混在する終の住処を提案した。

1階は3部屋あった間取が1体のLDKとなり、2階は1体の空間を可動の間仕切りで仕切れるフレキシビリティのある構成となった。

その結果、木の構造躯体と間取が1対1ではなくなったので、空間は広くなりつつも木柱が空間に現れるようなこととなり、木造であるアイデンティティが強調される暖かみのある場の創出とワンルームの一体空間の中、柱による緩やかな分節が空間にアクセントを与えることになった。

結果、以前にはなかった、お互いに家の中で気配を感じ取れる夫婦ならではの住宅になったと喜んでもらえている。

写真撮影 小林則雄